033-01:JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセスの改定の提案(期間)
概要
- [提案ID] 
- 033-01
 
 - [提案タイトル] 
- JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセスの改定の提案(期間)
 
 - [提案内容] 
- 『JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセス』(以下JP-PDP)において,期間・期限が明確化されていないプロセスについて期限を明確化することにより,オープンコミュニティの意見を適切に反映する環境を確保する.
 
 - [提案理由] 
- 現状のJP-PDPにおいてコミュニティからの意見の募集・議論・コンセンサスの合意までのプロセスは記載されているが,期間・期限まで明記されているプロセスは「4.1.6.最終コメント期間」の「最低2週間」のみとなっている.これ以外のプロセスにおいては「期日に従い」「事前に」等となっており,例えば十分な議論を行う時間が取れなかったり,提案者や運営チームによる恣意的な運用の余地等が残ってしまう.今後,オープンコミュニティの意見を適切に反映する為の十分な期間を確保するように明確化しておく必要がある.
 
 - 改善したいポイント 
- 4.1.1. ポリシー提案の提出 
- 現在の記述
 
ポリシー提案は、ポリシーWGが別途指定する方法、様式、期日に従い、ポリ シーWGに対して提出されなければならないものとします。
- 改定案
 
ポリシー提案は、オンサイトフォーラム前に最低2週間の募集期間を設けるも のとし、ポリシーWGが別途指定する方法、様式、期日に従い、ポリシーWGに 対して提出されなければならないものとします。
 - 4.1.3. ポリシー提案の公開 
- 現在の記述
 
ポリシーWGは、提出されたポリシー提案を、オンサイトフォーラム開催にあ たり、事前に、Webおよびオンラインフォーラム上の双方で公開します。 (JPOPM32[032-02]改定)
- 改定案
 
ポリシーWGは、提出されたポリシー提案を、オンサイトフォーラム開催にあ たり、最低2週間前までにWebおよびオンラインフォーラム上の双方で公開し ます。
上記文中「ポリシーWG」とある部分はJPOPM32[032-02]の改定が発効された時点で「JPOPF運営チーム」と置き換わるものとする.
 
 - 4.1.1. ポリシー提案の提出 
 - 想定されるメリット、デメリット 
- (メリット) 
- コミュニティの意見を適切に反映する為の十分な期間を確保することができる
 
 - (デメリット) 
- 有志運営チームによるオンサイトフォーラム運営負荷の増加.許容できる範囲と考える.
 
 
 - (メリット) 
 - 提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど) 
- JPNIC:なし
 - JPOPF運営チーム:オンサイトフォーラム運営負荷の増加(周知前のプログラム構築,会場確保など)
 - 指定事業者:なし
 - 一般ユーザ:なし
 
 - コミュニティに対し、合意を得たいポイント 
- 本提案によるポリシー文書の改訂,及び改訂に即したフォーラム運営を行うことの可否.
 
 
提案の履歴
アクティビティ  | 
  日付  | 
  状態  | 
  参照  | 
JPOPM33での発表  | 
  2017年11月29日  | 
  http://jpopf.net/JPOPM33Programにて議論されました  | 
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MLでのコメント募集  | 
  2017年12月7日  | 
  JPNIC-IP-USERS 2603にてアナウンス、2017年12月28日にコメント募集期間終了  | 
  
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実装勧告  | 
  2018年1月12日  | 
  JPOPF-STよりJPNICにポリシー実装を勧告  | 
  
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JPNICからのアナウンス  | 
  2018年2月19日  | 
  JPNICからポリシー策定プロセスの変更を予告するアナウンスを行いました。  | 
  「IPアドレス管理業務に関するJPNIC文書公開のお知らせ~最後の/8在庫のIPv4アドレス移転受付中止、IPv6アドレス分配基準変更とポリシー策定プロセスの改定~」  | 
JPNICからのアナウンス  | 
  2018年3月19日  | 
  JPNICからポリシー策定プロセスの変更を実施するアナウンスを行いました。  | 
  「IPアドレス管理業務に関するJPNIC文書施行のお知らせ~最後の/8在庫のIPv4アドレス移転受付中止、IPv6アドレス分配基準変更とポリシー策定プロセスの改定~」  | 
