第35回JPNICオープンポリシーミーティング議事録

第1部

1. JPOPM35オープニング

豊野 剛(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

なし

2. [I] JP PDP (JPNICにおけるPolicy Development Process)解説

鶴巻 悟(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

なし

3. [I] 知らないと損するIPアドレスの話

谷崎 文義(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

なし

4. [I] インターネット番号資源ホットトピックス

谷崎 文義(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

なし

5. [I] JPNICアップデート

佐藤 香奈枝(JPNIC)

[質疑応答]

なし

第2部

6. [I] APNIC46・ARIN42レポート

川端 宏生(JPNIC)

[質疑応答]

なし

7. [I] prop-125 ディスカッション

鶴巻 悟(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

C. 大枠は賛成。コンセンサスを得た後に、実装案に対しても意見を言える機
   会があるとよい(豊野)

Q. 正確性向上のための取り組みを日本で行わない場合の罰則はあるのか
   (豊野)

A. 表向きの罰則はないが、他の地域で正確性向上のための取り組みを行う中、
   日本では行っていないことが問題視されると良くない(鶴巻)

Q. JPNICで、他の情報も含めて、連絡が取れない情報はどのくらいあるのか、
   開示してもらうことはできるか(豊野)

A. 連絡が取れない登録情報はある。どこまでの正確性を目指すのかで、大変
   さは大きく異なる(佐藤晋)

C. APNICで議論しているのは、直接のリソースホルダーに対するコンタクト。
   ARINでは登録されているすべての情報を対象にしている。対象をどこにす
   るかは一つの大きなポイント(川端)

Q. 連絡のつかないあて先はどのくらいあるのか(豊野)
A. 指定事業者であれば、努力は必要とするがほぼ連絡はつく。その先の指定
   事業者の顧客となると到達率が下がる(川端)

C. 担当者としてWHOISに正確な情報を登録するincentiveは全くない。自分は
   登録して、来るメールを真面目に読んでいたが、来る連絡はほぼ100%スパ
   ムだった。更新を促す連絡が来ると良いのではないか(豊野)

C. lameチェックをしていて、DNSが適切に設定されていない場合に連絡をし
   ているが、技術連絡担当者は反応がある。ARINの議論、逆引きを止めるの
   は反対があって、その後、ARIN on line にログインできなくするという
   ところに落ち着いた(川端)

C. 100%の正確性を目指して良いと思うが、警告の通知をうっかり見逃してし
   まった場合にもリカバリーできるチャンスがあった方が良い(豊野)

C. 大きな事業者ではサブアロケーションの問題があって、登録されているの
   が自組織ではなくて下位組織だということもある。そこの仕組みも考えな
   いとうまく動かないと思った(豊野)

Q. こういうポリシーを実施した際に、事業者様としては対応できそうか(鶴巻)

A. 宛てのメールは日常的に見ているので、実装されても不都合はない。ISP
   でユーザの割り当てまでを見られるとどうなのだろう。申込者の電子メー
   ルアドレスが登録されていて、すでに辞めている場合などには、そこに連
   絡があっても厳しいところがあるのではないかと思う

A. 大量にabuseを受診して対応している。ISPさんなどで細かく登録されてい
   る方のほうが大変のなのではないか

8. [P] 035-01 IPアドレス管理業務の各種申請のトランザクション化の提案

其田 学(株式会社インターネットイニシアティブ)

[質疑応答]

C. どこで相談するのがよいのか、いろいろ相談してきたが、ここが一番アド
   レスの管理についても議論されているので、ここで提案した(其田)

C. JPNICの運用方針等も議論してきた経験があるので、基本的にはウェルカ
   ムと考えている(豊野)

Q. Webブラウザは全ての申請できるが、人間の手入力が必要。それをシステ
   ム的にしたいということでよいか(豊野)

A. はい。大丈夫(其田)

Q. 現在の一括登録システムを使っている人はいるか(豊野)
   →OPMの場ではいなかった模様

C. 今回始めて、一括登録の仕組みがあることを知った。IPアドレスの割り振
   りを受けた時くらいしか申請しないので、Web申請システムでもあまり申
   請しないが、システム化されれば便利なので、賛成

Q. 日常的に更新を行われていないのか。IIJだけの固有の問題の可能性があ
   るか(豊野)

C. 一括登録システムを、自社で実際に使っているところは見たことはない。
   専用線や固定IPの顧客は入れ替わりがある。逆引きの申請は日常にあるの
   で、ここをなんとかしたい(其田)

C. 個別のエンタープライズネットワークを抱えている事業者は、困っている
   ところがあるのではと思われる(豊野)

C. ご要望としては、承った。システムに関する要望は、時折いただくことは
   あり、できる、できないというのはある。我々も、必要であれば拡張して
   いくことを検討している。一括登録システムは、利用者が数社と少なく、
   一桁台とうのが現状。大量に割り当て報告と情報変更をする方がいるので
   使っている。今回の要望は初めてで、検討はしていきたい。できれば、
   IIJさんだけではなく、他の事業者にも使っていただけるものを検討して
   いきたい。どのように進めていけばいいだろうか(佐藤晋)

C. 数名で、法人系のサービス関連の申請を一日中やっているようなので、あ
   る程度作業に時間は使っているようである。今ある一括登録システムの認
   知度が低いようなので、総会の場とかMLで、JPNICから広報していただく
   のがいいのかと思う。使ってもらった上で、いろいろ議論できれば(鶴巻)

Q. DSレコードというのは、DNSSECの長いレコードのことですよね?(谷崎)

A. はい。

C. 人間がコピペして対応するのは、辛そうなことは伝わってきた(谷崎)

Q. RIRの状況のスライドがあったが、各RIRで標準化されているようなものは
   あるのか(谷崎)

A. RIRごとで、実装は異なっている状況。APNICとAFRINICが共同でドラフト
   を書いていたようだったが、それがどうなったかは不明。LACNICはEPPで
   実装されているのか? という具合いにそれぞれ別(其田)

Q. 実装されるのであれば、APNICと合わせるようにするとよいかと思う(谷崎)

C. APIができたからと言って、Webを止めることはできないと思う。JPNICの
   管理コストは増大すると思う。ここでのコンセンサスを取ろうと思うと
   「できるならあった方がいいのでは」という形になってしまうと思う。
   IPアドレス管理指定事業者連絡会というのもあるので、そこで相談してみ
   ると、同じ悩みを持っている人もいるかもしれない。(豊野)

[意思確認]

JPOPFとしてはコンセンサスは取らず、今後、発表者の方の活動を何らかの形
でサポートさせていただく形とすることについて

  賛成     … 13
  反対     …  0
  意見なし …  4

9. [I] パネルディスカッション:アジアのIPv6普及状況

吉田 友哉(NTTコミュニケーションズ株式会社)・George Michelson (APNIC)

[質疑応答]

C. 普及度合いの分析は難しいと改めて思った。各国の状況については非常に
   興味深かった(吉田)

10. [I] 移転支援検討作業グループ成果報告

豊野 剛(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

なし

11. JPOPM35クロージング

中川 あきら(JPOPF運営チーム)

[質疑応答]

なし

None: JPOPM35minute (最終更新日時 2018-12-21 04:29:27 更新者 proxy4)